台湾と韓国で留学中日本人大学生ほのげ

台湾と韓国で留学中ㅤㅤㅤㅤㅤ日本人大学生ほのげ🧚‍♀️

台湾の大学で韓国語学科専攻する日本人のブログ

【台湾留学中の住居問題】寮生活のメリット・デメリット

 

 

 

みなさんこんにちは!一応留学ブログとしてやってるこのブログ。役に立てているのかは別として(黙)

 

いまから留学を予定している方のなかには、寮やホームステイなど、他人とのルームシェアを考えている方達も多いと思います。

 

そこで今回、台湾留学・韓国留学を経験した私の現地での住居事情について書いていきたいと思います!台湾に留学する日本人は一人暮らしをする層も一定数いますが、大学進学者の場合、最初は寮生活を送る人の方が多い気がします。今回は台湾での寮生活にフォーカスしていきます

 

 6人部屋の寮生活 設備紹介

実際私は今学期こそ韓国で一人暮らしをしていますが(ゆうてコシウォンだけど)、大学入学から韓国に来るまでの2年間は寮で外国人たちと共同生活をしていました。そして留学を終えて台湾に戻ったら次の学期も同じく寮生活をする予定です。

 

私たちの大学の寮には4人部屋6人部屋しか無く、(しかも4人部屋の割合が圧倒的に少ないため基本的にはみんな6人部屋に配置される)

 

 

私は一年生の頃の1年間は中国人ふたりと日本人の子と4人部屋を使い、二年生になってからの1年間はマレーシア・韓国・香港・日本の学生たちと6人部屋を使いました。

 

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こういう感じ。もうそりゃーそりゃー狭い。多分日本の大学付属の寮ならこういう感じではないのでしょうが(実際韓国も大学付属の寮はめちゃんこ綺麗だったし)、まあ台湾の寮はだいたいこんな感じですかね…もっと綺麗な寮もありますが私たちの大学は可も不可もない中間くらいだと思います。

 

 

基本的に必要最低限しか物ありません。簡単に寮の施設説明をすると

 

まず、

◎机とベッドが上下に設置される二段構造

基本的に勉強机とベッドが上下に設置されていて、その勉強机の周りに教科書を入れる棚や引き出しなど最低限の収納スペースがあります。そして隣にはクローゼットがある感じです!

 

そしてこの机とベッドの二段構造なのですが、分かるんです。こうすることで6人もの人数を一つの部屋に入れられるし、スペースの確保として一番いい形だというのは分かってるんですけど

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上がったら隣とこの距離は近すぎるだろwwwwww

 

これは仲良い友達なので仲良く頭向けて寝てるんですが、こういうの、あまり喋らないルームメイトの場合すごく気まづいです。。(笑)

 

 

◎トイレとお風呂は各階に2つフロアが設置

トイレ、お風呂に関しては大学によって部屋の中にあるところもありますが私たちの大学は室内ではなく室外にまとめて設置されています。

 

イメージ的には海水浴場なんかにある個室のシャワー室とトイレが各階に10個×2ずつある感じ。一つの階に30〜40くらいの部屋が存在しているのでもちろん時間帯によってはお風呂も順番待ちをしなければなりません。

 

お風呂もお湯の出る時間は朝6時〜夜12時と決まっていて、12時を過ぎるとだんだんお湯が出なくなっていきます(笑)ですが!一応24時間対応のシャワー室が各フロアにひとつずつあるのでなんとかお風呂は入れます!

 

 

◎キッチンなし冷蔵庫なし

台湾は家で頻繁に料理を作る文化があまり無く、朝ご飯から夜ご飯まで全て外食で済ます日も多いくらい外食文化が盛んです!(台湾の場合、飲食店の物価が安いため作るよりも外食する方が安かったりする!)

 

家庭料理を全く作らないわけではないですが、日本と比べると圧倒的に自炊回数が少ない文化。日本では朝ごはんはお母さんが作るというイメージが強いですが、台湾には早餐店(ザオツァンディエン)という朝ごはん専門店が多く存在するため朝ごはんは基本的にお店で食べるもの、もしくはテイクアウトです。

 

そのため基本的にアパートやマンション、寮にはキッチンがない場合が多く、私たちの大学の寮にもキッチンはないので自炊不可能。

 

ちなみにお水とお湯のサーバーはありますが電子レンジがないという謎クオリティ

 

 

 

 ◎一回10元洗濯機アンド乾燥機

そして生活において重要な洗濯なのですが、洗濯機と乾燥機が各階に2つずつ設置されているので基本的にはこれを使っています。どちらとも一回10元(約35円)です。部屋干しを行うときもありますが、あまり多い寮干すスペースが部屋にないのでよく乾燥機で済ませています!

 

 

私たちの大学は、私たちが入学してきた年度から門限が無くなったようで、どの時間に帰ってきても良いのですが基本的に大学の寮は門限がある場合が多いです。私たちの大学が少し珍しいくらい。

 

 

私たちが住んでいる寮は「大雅館」という棟で、基本的に外国人学生を対象にしている寮で、台湾人が生活をしている寮はまた別の建物。

 

外国人しかいなくて11階建てなのにほぼ6人部屋ってどれだけ人数多いんだよって感じですよね。。(笑)まあ確かに、私たちの大学は外国人学生が多く在籍している方です!

 

 

悩まされるもの、衛生問題 

 

そして個人的に地味にキツかったのが、

 

 

ゴキブリとネズミが頻繁に出現するということ

 

 

もはやゴキブリよりネズミ出現度が高すぎる。残飯を入れるバケツが洗面所に設置されているからなんですけど、夜中に洗面所に行くともれなく遭遇。あんなにでかいネズミとあの距離で触れ合える場所この時代に多分ない。いまはそのせいで残飯バケツの配置がされなくなって、一応前よりはマシになりました。。!

 

 

寮に住むことのメリット・デメリット

ここまで触れてきた通り色々と不便なことばかりな寮生活ですが、もちろんわざわざここに住む理由はあります。

 

寮生活を送る上でのメリット…それは圧倒的にその安さです。

 

基本的に台北で一人部屋を探すとなると平均的に月10,000元(約4万円)前後が妥当ですが、寮生活の場合、1学期間約4ヶ月で12,000元(4万8千円)という驚きの値段。

 

あくまでも私達の大学が基準ですが、台湾の大学に付属している寮の場合これくらいが一般的だと思います。この値段を突きつけられると多少やばくてもそりゃあ寮から離れられないですよね。。(そうそれが私。。。)

 

 

寮生活を送る上でのデメリットですがやっぱりデメリットとして衛生面が悪いところや、自分ひとりの時間が持てないことなどいろいろ気になるところがあります。6人部屋ともなるといつでも部屋に自分以外の人間がいるということなので、プライベートな時間を大切にする人にはあまり向かないかもしれません。

 

 

 ルームメイトとの生活は天国か地獄か 

そして私が一年生の頃まではランダムで部屋わけされていて、その時になるまでルームメイトがどこの国の何人なのか分からなかったのですが

 

二年生になったあたりから、申請をすれば自分の好きな人と同じ部屋になることが可能に!◎

 

私もそれを使って日本人の友達と部屋を合わせたりしましたが、部屋の人数の関係上、私とその子以外はまたランダム形式で組み合わされルームメイトが6人決まります。(基本的に一学期、または一年に一回メンバーや部屋を新しくする)

  

そしてもちろん国が違う人間がひとつの部屋に集まって共同生活を送るとなると、ルームメイトとのトラブルや問題も多く起きるわけです。恐ろしい。。。

 

私は基本的にやばいルームメイトには当たらずみんな良い人で、特に一年生の頃のルームメイトにはすごく良くしてもらいました!

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これはルームメイトの誕生日に、日本人の子とお菓子のランドセルをプレゼントしたときの写真。なつかしい〜〜〜!!!!

 

すんごいオシャレなみどりちゃん中国人なのに日本語学科を専攻していたため日本語がペラペラ。しかも卒業後、大好きなファッションを極めるために東京の文化服装学院に入学するというステキガール!!!(涙)

 

彼女は当時四年生だったので、卒業をしてしまったのですが当時は定期的に遊びに行ったりしていて、今でも機会がある時に会ったりするいい関係です

  

ですが、共同生活をするとなると、色々な生活習慣の違いからぶつかることも多く、よくあるトラブルでいえば

 

  •  みんな寝ているのにイヤホンをしないで爆音で動画をみているひとがいる

  • 寝る時間が各自バラバラすぎて夜中でも誰かの机の電気がついていて寝れない

  • ルームメイトの電話や会話の声がうるさくて寝れない

  • 個人的な理由でクーラー代(カード)を払わない人がいる

 

 

などなどの問題にもれなく直面。

 

 

ルームメイトとの意外な関係性

そして私自身や周りを見ての経験上、共同生活中ルームメイトとまったく喋らない人たちも意外と多いです。

 

 

これは嫌いだから喋らない、とかではなく、同じ部屋を使ってはいても各自それぞれ自分のしたいように自分の生活を送るためそもそも喋る機会がない。というのが近い気がします。(笑)

 

 

名前は何なのか、何学科なのか、何人なのか知らないのもザラ。(実際私も今までのルームメイト一部の名前未だに知らないwww)そして逆に聞かれたりも特にしない。ので、みんな仲良くなろう!というスタンスよりはなんだかめんどくさいので各自生活、用事があるときだけ話そう!って感じなのかなと思います(笑)

 

 

でもそのくらいの方が暮らしやすくて私は好きです!周りを変に気にしなくて良いので!

 

けどもちろん人によってそれぞれ部屋の雰囲気は違うので、ルームメイトととても仲良く過ごしている人たちもいます!私はそういう人たちを見るとたまに羨ましくなったりもしますね。。!(笑)

 

 

寮生活は合う人・合わない人がいる

結論として、私が長年寮生活をして思うのは、やっぱり寮生活には合う人・合わない人がいるという事です。そのため、寮生活をしてみて、「ああ無理だな」と感じた人は自分にストレスがかかり過ぎないうちに早めに一人暮らしをする事をオススメします。

 

これに至っては実際に暮らしてみないと分かり難い部分でもあるので!

 

私も振り返ってみると、最初は6人部屋に住むことになった時、凄い心配でした。なにより環境が日本人の感覚で言うとほんとありえないことだらけ(衛生面とか狭さとか、管理とか、、、まず6人で共同生活ってなに。wwwww)ですが慣れていくうちに、私は意外と共同生活に抵抗がない方だと分かりました!

 

そんなこんなで来学期もまた寮生活が決定した私ですが、今回は4人部屋を申請できた上に他メンバー3人がみんな前学期の仲良いルームメイトたちなのでそれはそれでなかなか楽しみだったりします〜

 

 この記事が留学を考えている方たちの助けになれば幸いです!

 

それでは、アディオス!